どんな職種にも悩みはあるものですが、システムエンジニアにはどんな悩みを持つ人が多いのでしょうか?
たとえば、休日出勤があるという点に悩みを持つ人が多くいます。必ずしも全てのシステムエンジニアが毎週末に出勤するわけではないものの、システムを入れ替えたりメンテナンスを行うタイミングは、どうしても企業や顧客がシステムを利用しない週末に行うことが多いものです。その作業をするシステムエンジニアには、休日出勤があります。ただし、休日出勤した分は平日に代休が取れるため、たまにはそれも良いと感じる人は少なくありません。
休日出勤がどうしても嫌だという人は、保守や運用ではなく開発分野で働くのが良いかもしれません。
また、労働時間が長くなりやすいのも悩みの1つです。この点は、IT業界がブラックだと言われる所以かもしれません。システムエンジニアは、他の職種と比べると残業は多い傾向にあります。特に納期が迫った時期には、スケジュールの遅延を挽回して納品物の完成度を高めるために、長時間の残業を要求されることもあるでしょう。
この問題を乗り越えるためには、転職先の雰囲気を事前にチェックするのがおすすめです。IT企業の中には、無理な残業をしなくても納期に間に合うよう開発を進めている企業も少なからずあるものです。
そして、家庭や育児との両立が難しく、その点で女性にとってはハードルが高い職業だという悩みもあります。近年では女性にとって働きやすい職場が増えていますが、上記のような理由で休日出勤や残業が増えてしまうと、家庭や育児との両立が難しくなることはあるでしょう。
解決法としては、労働時間が短い働き方を選択したり、在宅で働けるフリーランスとして働くなどの方法があります。
そのほかにも、システムエンジニアならではの悩みあるあるを広く認知することで、自分だけではない安心感を得るとともに、悩みを解決する糸口も見つかるかもしれません。